2007/01/12(金)「それでもボクはやってない」試写会
いつも話題にしている映画試写会に行ってきました。それでもボクはやってない
面白かったです。裁判の勉強になるので、復習でもう一度見たい。会場爆笑場面もちょこちょこあります。
この映画2時間と少しあるのですが、音楽が流れるわけでもなく、特殊効果が使われているわけではなく、淡々と人を撮っているだけ。でも2時間見入ってしまいました。これが監督の力なんだろうか?
すでに一部で話題になっているようですが、この映画一般公開されたらもっと話題になりそう。
んで裁判所の傍聴席も少し混みそう。
あらすじ(公式HPより引用)
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その日、フリーターの金子徹平(加瀬亮)は朝の通勤ラッシュで混雑する電車に乗った。それは先輩に紹介してもらった会社の面接に向かうためだった。乗換えの駅(岸川駅)で降りるとホームで女子中学生から声をかけられた。
「いま痴漢したでしょ」
「えっ?痴漢?」
ホームの駅員も騒ぎに気づいてやってきた。話せばわかってもらえる、そう思って、駅員に促されるまま駅事務室へと向かった。しかし駅事務室ではなにも聞かれないままに警察官に引き渡されてしまう。会社の面接があるんです、そう警察官に言った。「話は署で聞くから、すぐ終わるから」言われるままにパトカーに乗り込んだ・・・。しかし、それは長く困難な運命の始まりだった。
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起訴された場合「有罪率99.9%」だそうです。
法廷シーンセリフ・仕草などがリアルでした。いつも傍聴席で見ている裁判と同じ。
裁判長が証人に名前を確認「長くなるから座ってください」や、「次回日程」の決め方、検察官が書類を風呂敷に包んでいたり今まで傍聴していた裁判と同じです。
裁判の独特な言い回し「証拠調べ」「○×号証」とか使われていた
弁護人、検察官のどうでもいいような質問が本物のようだった。
「質問以外のことは答えなくて良い」というセリフも実際聞いたことがあります。
俺はまだ生の判決を聞いたことがないけど、判決文も裁判長の長い作文ですね。作るの大変なんだろうなぁ。検察官も冒頭陳述とか作文するの大変ですよね。
「平成17年5月○日被告人金子徹平は~~、同年同月8時頃~~」とか冒頭陳述でやたらと「同」を使ったり独特な言い回しですね。