2010/12/10(金)「僕たちは世界を変えることができない。」

 今週、新宿のブックファーストに寄ったら平積みされていた本で、向井理が出演する映画原作という帯に引かれて、タイトルを見たらすごいインパクトがあった。

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左の写真は今本屋で売っているもので、右の写真は自費出版で出したものらしい。同じタイトルでも見せ方が違うとずいぶんと印象が変わる。

「世界を変えよう!」といった運動は色々なところでやっているけど。「世界を変えることができない」って言い切られていると、どんな内容の本なのか気になって手に取ってしまった。

 映画化の帯が付いていたので、文芸書かと思ったら、大学生がカンボジアに学校を作るドキュメント話。

 立ち読み程度しかしていないけど、身近な文体で面白そうな内容だった。

バングラディシュで制作したバッグをブランドとして確立したマザーズハウス(http://www.mother-house.jp/)の山口さんの本「裸でも生きる」と似ている部分を感じた。

 フェアトレードという単語を良く耳にするようになったけど、詳しくはわかっていない。
 国外支援も大切だけど、日本国内の支援もしてくれという話も聞いたりする。

ボランティアとか変なことをしている人を見ると、この国の行き詰まり感とか、生きづらさも何とかなりそうな気がする。